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| 令和 四年 師走 ７日（水） 雨 室温 １１.２度 湿度 ５９％。 | |||
| 割の合わない技術。 | No. 4400 |
| 今は御蔵島では原木を板引きにして島で乾燥させて本土へ送られてくることが当たり前の環境になりました。以前は原木を仕入れて自前で輪切りにして板引き、乾燥と自宅で加工していました。加工していた職人は天童では師 五十嵐が代表格でしょうか、当然、弟子の私も原木から輪切り、板引き、乾燥までできます。でも、今は原木から仕入れて板引き、乾燥までできる職人はどのくらいいるでしょうかね。大変な仕事ほど衰退するのは早いですね。山師も引退すれば割の合わない板引き乾燥まで加工する人は・・・どうなるのでしょうかね。すべてできる私の柘植に対する考えと板引きからでないと駒にできない方の考え方は根本的に違いますからね。櫛型の木取を板引きに変えたのも私の考えからです。１本の柘植材から４２枚揃える事が目的でしたからね。 | |
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