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 令和 五年 師走  9日(土) 濃霧 室温 14.2度 湿度 54%。
 煽てられ、褒められ。 No. 4761
金将の将の文字に銀を乗せましたが、銀が貧弱過ぎてバランスが悪い、では銀を少し大きくして形だけは整えました。王将、金将、銀将、桂馬、香車は何とかバランスよくなりました。でも、飛車角、歩が貧弱に木地一杯に大きくしてひとつの作品としました。作り手から見ればバランスの悪い1組。でも、指す方から見れば盤上に並べれば活きてくると煽てられ・・・褒め上手。今は誰かの手元にあるのかな〜。平箱の普及していない時代ですので・・・・5組ぐらい続けて作れば形になるのでしょうが清安書ですからね。一生で5組依頼があるか解らない書体ですので止めました。それが、今、菱湖書などの太字、中字に活かすことができるとはゆめゆめ思いませんでしたね。作品集の中に董仙書が掲載されています。違和感はありますか、これも、清安書から活かした作品のひとつです。
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