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 令和 六年 文月  2日(火) 曇 室温 24.3度 湿度 60%。
 銀将。 No. 4968
掲載しています源平衛清安の銀将ですが、左右の余白が気になるとの事です。左右の幅を少し縮めればと思われる方も多いと思います。銀将の根付ならいいでしょうが、盤上、平箱に並べて観てどうですかね。1度、試作的に王将、飛車、角行、金将、銀将、桂馬、香車、歩兵と少しずつ段階的に小さくした事があります。見慣れない事もあるのでしょうが不評でしたので元に戻しました。駒形では金銀は大きさが同じですのでバランスを考慮すれば手を付けない方が無難ですね。銀将を変えるのなら歩はもう二回り位小振りにしないと駄目ですね。角も桂馬もひと回り小振りに、と、収拾がつかなくなりますね。目になじんでいる、見慣れている世界観から新しい事を生み出すのは容易でわありません。銀将だけのバランスを考えるのではなく作り手は全体のバランスを考慮しなければならない辛いところです。逆に銀将の左右の幅を縮めれば銀将の文字は生きて来ないのかもしれませんね。その余白が他の文字を巧く活かしているのかもしれません。いくら書が巧くても駒字として豊島の字母に勝るものは無いのでは・・・・・。
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