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| 令和 六年 長月 １０日（火） 快晴 室温 ２５.４度 湿度 ６８％。 | |||
| 柘植の根。 | No. 5036 |
| 今は柘植の根を掘り起こす時に専用チェンソーを使います。山師と行く時は良い柘植は手堀で根の細部まで掘り起こし使えるなら何でも使おうと素人と考え、一言、そこは使えないよ。昭和３０年世代は勿体無い考えが沁みついて捨てられない、何かに使えないか、と、考えて製材所まで持ち込みますが・・・・結果、使えない。私が御蔵島へ行き始めた頃は根は持て余して山積みになっていました。買い取って欲しいと言われて根を半割にして送ってもらい、板引きにして乾燥させていました。シミが上がりやすい根ですので急ぎの冬仕事。寒い作業場で山積みになった根を板挽きしていました。鋸が悲鳴を上げているのもお構いなしの作業、近所迷惑もお構いなし。私は基本できない事は人に頼まない。今は根は杢が面白く商売人の山師が板挽きをする事になりまして私以外の方にも行き渡っているようですね。 | |
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