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 令和 七年 如月  3日(月) 曇 室温  9.2度 湿度 58%。
 漆の扱い。 No. 5181
豊島作の小野書と児玉龍兒の鵞堂書を掲載していますが、一目見て大きな違いは解らない方も多いと思います。駒の大きさ以外は、同じ字母を使っていますので、骨格は同じですので後は制作者の時代に合わせたアレンジの仕方でしょうかね。不思議な書体ですね。小振りが一番合いますが、時代と共に変化しても違和感が感じられません。字の入り、とめ、はじきはさすが豊島の巧さが引き立ちます。師 静山が一生かかっても豊島の漆の扱いの巧さは真似ができない、と、言っていた事を思い出します。静山も漆の扱いは巧いと思っていましたが、その静山が言うのですからね。その時代の漆は今と違いますから材料(道具)にも恵まれていた事は否めませんね。
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